2026.03.02
雨の日にヒヤッとする前に。転倒を防ぐ「滑りにくい床」の選び方
玄関先やアプローチ、駐車場まわり。
見た目をきれいに整えたはずなのに、雨の日に滑りそうになってヒヤッとした…そんな経験はありませんか?
とくにご家族にご高齢の方がいるご家庭では、ちょっとした転倒が大きなケガにつながることもあります。床の素材や仕上げ方は、実は「見た目」だけでなく「安全性」に直結するポイント。今回は転倒防止のための舗装・床材選びについてお話しします。
きれいな床ほど、雨の日に滑りやすいことがあります
外構工事では、コンクリートを金ゴテ仕上げでピシッと抑えたり、タイルをきれいに貼ったりすると、見た目はとても整います。ですがその反面、雨が降ったときに表面が滑りやすくなることがあります。
玄関先の数歩、アプローチの一段、駐車場から玄関までの動線――毎日通る場所だからこそ、普段は気づきにくい「滑りやすさ」がストレスや不安につながりやすいポイントです。
転倒防止には「素材」と「仕上げ」の選び方が大切です
転倒防止のためには、場所に合わせて床材や仕上げを選ぶことが重要です。
たとえばタイルなら、表面が少しざらついたノンスリップタイプを玄関先やアプローチに採用することで、滑りにくさを確保できます。
またコンクリートでも、金ゴテ仕上げではなく「刷毛引き仕上げ」にする方法があります。刷毛でなぞって表面にあえて凹凸をつけることで、雨の日のスリップを抑える考え方です。見た目と安全性のバランスを見ながら、最適な仕上げをご提案できます。
まずは「よく通る場所」から見直してみませんか
転倒防止の工夫は、大がかりな工事だけではありません。
玄関先、アプローチ、タイルデッキ、駐車場など、滑りやすさが気になる場所を優先して整えるだけでも安心感は変わります。
「うちは大丈夫」と思っていても、雨の日に一度でもヒヤッとしたなら、床の素材や仕上げの見直しタイミングかもしれません。現地の様子を拝見しながら、住まいの雰囲気を大切にした方法を一緒に考えていければと思います。