合成竹【人工竹】御簾垣(みすがき)の作り方

材料加工さえできれば、道具は電動ドリルとペンチだけでカンタンに作れます。

出来上がり寸法は、地面(GL)から高さ(H)1800mm×幅(W)1200mm 合成竹φ20の張り幅寸法は約1700mmと設定します。

合成竹【人工竹】御簾垣(みすがき)の作り方・手順1 手順1


まず、骨となる枠を作ります。アルミ角柱60mmを2200mmに切断したものを2本。合成竹φ20mmを1200mmに切断したもの12本をそれぞれ使って枠を作成します。合成竹φ20の張り幅寸法は約1700mmとなりますから左図のように1200mmの合成竹を2本ずつ、約350mm間隔で取り付けます。また、アルミ角柱60mmは地面への埋め込み分がありますので、2200mmで切断してあります。

合成竹【人工竹】御簾垣(みすがき)の作り方・手順2 手順2

枠となる合成竹には、左図のようにアルミの中芯材を入れ、①皿頭テックスビス(先端にドリル錐がついているビス)太さ4mm×長さ30mmでしっかり取り付けます。 アルミ中芯材を入れることで、枠を丈夫に固定するのと同時に、施工後の自重による合成竹の「たるみ」を防止します。この枠の作成が、キチッと決まると仕上がりもよりキレイに出来上がります。

ポイントは、アルミ中芯入りの合成竹の枠間隔を、400mm以下に設定すると大変丈夫な御簾垣になります。

合成竹【人工竹】御簾垣(みすがき)の作り方・手順3 手順3


枠の作成が完成したら、中芯が入っていない、1200mmに切断してある合成竹φ20を枠の中に敷き詰めていきます。

合成竹【人工竹】御簾垣(みすがき)の作り方・手順4 手順4


合成竹の小口(切り口)は、左図の通り、長さ1700mmに加工してあるアルミの薄アングル(25mm幅)で押えて隠します。この時、中芯入りの合成竹めがけ、ビスを打ちます。

合成竹【人工竹】御簾垣(みすがき)の作り方・手順5 手順5


枠に使用した、アルミ中芯入りの合成竹がある350mm間隔すべてに、アングルの上からビスを打ちます。
ビスは②皿頭テックスビス太さ4mm×長さ10mm~15mmほどのものを使います。この時、中芯入り合成竹をとめたビス(①)に当たらないように注意しましょう。

合成竹【人工竹】御簾垣(みすがき)の作り方・手順6 手順6

次に、横に並べた竹の押えと飾りの役割をする立子(縦になる竹)を等間隔になるように取り付けます。(この場合は、横幅1200mmですので400mm間隔でとりつけます。)1800mmに切断した合成あや竹φ20mmを12本用意し、その中の8本を2組(4本ずつ)に分け、本体の横並びの竹を、挟み込むようにします。挟み込んだら、銅線で仮押えをします。左図のように、敷き詰めた横のあや竹にドライバーなどを差込み隙間を開け、それを利用して銅線を通します。銅線を通す位置は、アルミ中芯が入っている列のすぐ上が適当です。また、銅線は2重で押えてます。

合成竹【人工竹】御簾垣(みすがき)の作り方・手順7 手順7


上端と下端にも銅線を通したら、ペンチなどで銅線を挟み、やや強めに引っ張ってペンチを回転させ、銅線のゆるみを絞っていきます。同様に、本体真中に仮押えした銅線も、ゆるみを絞ってしっかりと立子を固定していきます。

合成竹【人工竹】御簾垣(みすがき)の作り方・手順8 手順8


銅線を縛り終えたら、2本の立子をビス(④)止めで、両脇のアングルを隠します。
ビスを打つ位置は、アングルを止めた時と同じように、アルミ中芯が入っている列に打っていきますが、アングルを止めたビス(②)に当たらないように、少しずらして打ちます。また、仕上げの時に使用するバンロープ(ビニール製シュロ縄)をあらかじめ通して、ビス打ちをすると、縄が結び易いです。

合成竹【人工竹】御簾垣(みすがき)の作り方・手順9 手順9


両脇の立子を取り付ける時に使うビスは、表面に頭が出ます。左図のように、竹の色(イエロー)がついた、④カラーテックスビスの太さ4mm、長さ40mmを使うと目立ち難いです。

合成竹【人工竹】御簾垣(みすがき)の作り方・手順10 手順10


立子を取り付けたら、銅線を通した位置とカラーテックスを打った位置にバンロープを使い、化粧の結びをしていきます。


シュロ縄【棕櫚縄・しゅろなわ】を結ぶコツ」に分かり易い結び方が掲載されています。

合成竹【人工竹】御簾垣(みすがき)の作り方・手順12 手順11


バンロープ(ビニールのシュロ縄)の切った小口を少しライターなどの火で炙ります。そうする事で、バンロープの小口が熱により若干溶けて、「編みこみ」が解けるのを防止します。

合成竹【人工竹】御簾垣(みすがき)の作り方・手順13 手順12


完成!!